甲状腺とはどのような臓器ですか
のどぼとけのすぐ下に蝶が羽を広げたようにして気管を包み込んでいるのが、甲状腺です。
およそ10〜20gほどの小さな臓器ですが、ここから必要に応じて甲状腺ホルモンが血液中に分泌されていて、全身の臓器や細胞内に届けられています。
このホルモンの主な働きは、細胞の新陳代謝を促すことや、心拍数を上げたり体温を上げたり、肝臓の働きを高めてLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を減らしたり、脳の発育を促したり思考を活発にするなどの働きを担っています。
つまり、私たちの生命を維持するのに必要なエネルギーをつくって、健康に生活していくうえでは欠かすことのない役割を果たしているのが甲状腺です。
しかしながら、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということわざがある様に、このホルモンは多すぎても少なすぎても不都合が起こります。
このホルモンが多すぎるというのは、アクセルを踏みっぱなしにして車を走らせているようなものです。
少なすぎる場合は、ガソリン不足でパワー不足という感じになってしまうので、多すぎても少なすぎても良くありません。